マウスピース矯正をスムーズに進めるためのポイント
2025.01.15更新
こんにちは。
立川市のくどう歯科クリニックです。
今回は、マウスピース矯正を始める方がスムーズに治療を進められるよう、押さえておきたい大切なポイントについてご紹介します。
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使って歯並びを整える矯正方法です。金属製のワイヤーを使わないため見た目が目立たず、取り外しができるため食事や歯磨きも普段通りに行えるのが魅力です。しかし、効果的に進めるためには、いくつか注意すべきポイントがあります。
毎日20〜22時間装着する
マウスピース矯正を成功させるためには、毎日20〜22時間の装着が基本です。取り外しができることは大きなメリットですが、その分、装着時間を守らないと効果が現れにくくなるため注意が必要です。食事や歯磨き以外の時間は必ず装着する習慣をつけましょう。
装着時間が短くなると計画通りに歯が動かず、治療期間が予定より長引く可能性があります。慣れるまでは少し大変ですが、治療が遅れないよう意識して習慣化しましょう。
マウスピースをつけたまま飲んでもよいのは水だけ
マウスピース矯正では、食事の際にはマウスピースを外していただきます。そして、食事の後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。食べかすやプラークが残ったまま装着すると、歯の表面にむし歯菌が増えやすくなるためです。
また、マウスピースをつけたまま飲んでもよいのは水だけです。 色の濃い飲み物や熱い飲み物は、マウスピースが変色したり、変形する原因になります。例えば、コーヒーや紅茶、赤ワインなどは色がつきやすいため、マウスピースを外して飲むようにしましょう。また、糖分を含む飲み物をマウスピース装着中に飲むと、むし歯の原因になることもあります。
マウスピースを清潔に保つ
マウスピースは毎日使用するものなので、清潔に保つことが大切です。マウスピースは口の中に長時間入っているため、歯磨きだけでなく、マウスピース自体も毎日洗う習慣をつけましょう。洗浄には水で十分ですが、汚れが気になる場合は専用の洗浄剤を使うとより効果的です。
ただし、歯磨き粉を使うとマウスピースの表面が傷つくことがあるため、使用は避けましょう。また、熱湯で洗浄すると変形してしまう可能性があるため、ぬるま湯か水で洗い流すようにしてください。
定期通院を欠かさない
マウスピース矯正の期間中には、定期的に通院をしていただきます。このときには矯正治療が計画通りに進んでいるか、お口の中でトラブルが起きていないかをチェックするだけでなく、お口の中全体のクリーニングも行われます。日頃の歯磨きでは落としきれないプラークや歯石を除去し、口の中をすっきりとさせましょう。
まとめ
マウスピース矯正は装置が目立たず快適な矯正方法ですが、スムーズに進めるためには日々のケアやルールを守ることが大切です。装着時間を守り、食事や飲み物にも気をつけること、マウスピースを清潔に保つことなど、少しの注意で矯正が計画通りに進みやすくなります。不安や疑問がある場合は、歯科医師に相談しましょう。
矯正治療にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。お電話にてご予約を承っております。